親知らずは、20歳前後に生えてくる最後の永久歯で、上下左右の一番奥にそれぞれ1本ずつ、合計4本あるのが一般的です。
人間の歯は通常32本ありますが、親知らずはその中でも最も遅く生えてくる歯です。
しかし、進化の過程で現代人の顎は昔よりも小さくなってきており、親知らずがきちんと生えるためのスペースが足りないことが多くなっています。
そのため、斜めに生えたり、途中までしか出てこなかったりするケースが多く、腫れや痛みなどトラブルの原因になりやすい歯でもあります。

親知らずの抜歯が必要、あるいは抜歯の判断をするための検査が必要となるのは、親知らずが斜めに生えている、埋まっている、炎症や痛みを繰り返しているといった場合です。
これらは周囲の歯や歯ぐきに悪影響を与える可能性があり、早めの判断が重要です。
また、顎の骨が比較的やわらかく、治癒も早い20代前半は、抜歯に伴うリスクが少ない傾向があります。
そのため、トラブルが起こる前に、一度歯科医院で親知らずの状態をレントゲンなどで確認しておくことをおすすめします。

こんな場合には抜歯を検討します
  • 親知らずや周囲の歯が虫歯になっている、または歯ぐきに炎症がある
  • 親知らずやその周辺が磨きにくく、虫歯や歯周病のリスクが高い
  • 親知らずが埋まっている、または中途半端に生えている
  • 親知らずが斜めに生えている、正常な方向に生えていない
  • 親知らずが隣の歯を圧迫し、歯並びに悪影響を与えている
  • 親知らずの位置や向きのせいで、頬の内側などが繰り返し傷つく

当院院長は総合病院の口腔外科にて研修を積んだ口腔外科認定医です。患者様ごとの親知らずの状態に応じて適切な検査、抜歯時期、抜歯方法などをご提案させていただきます。ほとんどの抜歯に対応可能ですが、当院で対応が困難と判断した場合は、近隣の連携している総合病院の口腔外科にご紹介させていただきます。
安心して治療を受けていただけるよう、丁寧にご説明いたしますので、不安な点があれば、どうぞお気軽にご相談ください。