低侵襲インプラント治療とは
インプラント治療は、失った歯を補う確立された方法ですが、通常は抜歯から数か月~数年経ってから行われることが多く、その間に骨や歯肉(歯ぐき)がやせてしまう問題が起こります。

従来の治療で起こること
- 骨がやせる
抜歯後、数か月で骨の幅や高さが減少します。 - 骨や歯肉の不足
インプラントを支える骨量や、健康な歯肉が足りなくなります。 - 追加手術が必要
骨造成(骨を増やす手術)や歯肉の移植が必要になり、治療が長期化・複雑化します。
低侵襲インプラント治療の流れ
低侵襲インプラント治療では、抜歯の時点で将来のインプラントを見据えた骨と歯肉の処置を行います。
STEP
抜歯時の骨保護処置
骨吸収を抑えながら丈夫な歯肉を同時に増やす処置を行い、骨や歯肉の形態を維持して後の治療を簡便にします。
STEP
4~6か月後にインプラント埋入
複雑な骨造成手術や歯肉移植は不要なことがほとんどです。
STEP
2~4か月後に上部構造装着
インプラントの型取りを行い、被せ物をセットします。